モジュール詳細:トポロジー記憶

ドーナツを食べるときはマグカップをお供にしましょう。紙コップは気に食わないんです。

このモジュールは、様々なシンボルを表示するディスプレーと4つの数字が書かれたボタンで構成されている。ディスプレーに数字が表示されている場合、異なるモジュールを参照している。

モジュールを解除するためには5ステージを突破する必要がある。以下の条件リストを使用し、最初に一致する条件に従う。各ステージでのシンボルと押したボタンを記憶すること。

参照する値が4を超える場合、そうでなくなるまで4を減算する。値が0の場合、それは1とみなす。

このモジュールにおけるトポロジーの定義に関しては、付録TPを参照する。

ステージ1:

ディスプレーのシンボルが1個のトポロジーと一致する場合、1番目のボタンを押す。
ディスプレーのシンボルが1次のトポロジーと一致する場合、2番目のボタンを押す。
ディスプレーのシンボルがアルファベットの場合、3番目のボタンを押す。
いずれにも該当しない場合、4番目のボタンを押す。

ステージ2:

ディスプレーのシンボルが[ステージ1で押したボタンの位置]次トポロジーと一致する場合、「2」と書かれたボタンを押す。
ステージ1で表示されたシンボルのトポロジーの次元と個数がディスプレーのシンボルと一致する場合、ステージ1で表示されたトポロジーの次元数と同じ位置のボタンを押す。
ディスプレーのシンボルが[バッテリーの個数]未満の個数であるトポロジーである場合、1番目のボタンを押す。
ステージ1で押したボタンのラベルが偶数の場合、ラベルがステージ1で押したボタンの位置であるボタンを押す。
いずれにも該当しない場合、ラベルがステージ2で表示されたシンボルのトポロジーの個数のボタンを押す。

ステージ3:

今まで表示されたシンボルのトポロジーの次元と個数がすべて異なる場合、3番目のボタンを押す。
ディスプレーのシンボルが3次トポロジーと一致する場合、ステージ2で押したのと同じラベルのボタンを押す。
ディスプレーのシンボルが3個のトポロジーと一致する場合、ステージ1で表示されたボタンと同じ位置にあるボタンを押す。
ディスプレーのシンボルが[ステージ2で押したボタンのラベル]次トポロジーと一致する場合、「3」と書かれたボタンを押す。
いずれにも該当しない場合、ディスプレーのシンボルがアルファベットの場合、ステージ1で表示されたトポロジーの次元と同じ位置のボタンを押す。そうでない場合、ステージ2で表示されたトポロジーの個数と同じ位置のボタンを押す。

ステージ4:

ディスプレーのシンボルが4次のトポロジーと一致する場合、ステージ3で押したのと同じ位置のボタンを押す。
ディスプレーのシンボルの次元がステージ2で表示されたトポロジーと一致する場合、ステージ2で押したラベルの位置にあるボタンを押す。
ディスプレーのシンボルが[ステージ3で押したボタンのラベル]次トポロジーと一致する場合、「4」と書かれたボタンを押す。
シリアルナンバーの最後の数字が以前に押されたボタンのラベルに存在する場合、以前に押されたことのない位置のボタンを押す。複数存在する場合、それらの中から任意の位置のボタンを押す。
いずれにも該当しない場合、今まで表示されたシンボルのトポロジーの個数のうち、最大の数を位置とするボタンを押す。

ステージ5:

シリアルナンバー内の各文字のトポロジーの次元と個数を考える。それぞれを合計し、いずれかがディスプレーのシンボルと一致する場合、ステージ1で押したのと同じラベルのボタンを押す。
ディスプレーのシンボルが[ステージ4で押したボタンのラベル]次トポロジーと一致する場合、ステージ3で表示されたトポロジーの次元と同じ位置のボタンを押す。
ステージ数と押したボタンのラベルが一致するステージが存在する場合、ステージ2で押したのと同じラベルのボタンを押す。
ディスプレーのシンボルが1次のトポロジーと一致する場合、ステージ4で押したのと同じ位置のボタンを押す。
いずれにも該当しない場合、今までに表示されたシンボルのうち個数が最大のトポロジーの次元と同じラベルのボタンを押す。

付録TP:トポロジーについて

トポロジー = 位相幾何学も数学の一つである。

ある図形はトポロジーの考え方に基づき、「分割可能な図形の個数」と「閉じた穴の数」によって分類することができる。閉じた穴の数がn個の図形と一致するトポロジーを「n次のトポロジー」と定義する。凹凸に関わらず穴の数が同じである場合、二つの図形はトポロジーの考え方に基づき、次元が一致しているとみなす。

例えば「A」と「Q」はどちらも含まれる穴の数が1個であるため、この2つは1次のトポロジーと一致する。一方「B」は穴の数が2つあるため、2次のトポロジーと一致する。「B」は「8」や「阜」と一致する。「C」は閉じた穴が存在しないため、0次のトポロジーと一致する。

ある図形について分割可能であるとは、図形内に完全に他の図形と隣接していない図形がある状態を指す。「〒」は上部の横線と下部のTが完全に離れている状態であるため、トポロジーの考え方では、個数が2個の図形と考えられる(各パーツは0次のトポロジーであることは明らかだ)。「%」は丸と斜線の位置を考えると個数が3個の図形と考えられる。個数が複数である図形の次元数は、各パーツの次元数の総和とする。したがって、「%」は2次のトポロジーである。